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イレッサのファーストライン使用で第III相試験‐アストラゼネカ

2006年04月27日 (木)

 英国アストラゼネカは、進行非小細胞肺がん(NSCLC)のファーストライン治療(治療歴のない進行NSCLCの治療)で、イレッサ単独療法の使用を評価する初めての第III相試験(IPASS)をアジアで実施するため、被験者募集を開始した。

 イレッサの有効性、安全性、認容性について、カルボプラチン/パクリタキセル2剤併用化学療法と比較する。合計1212例(各群606例)の患者組み入れを目指し、日本、中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイの医療機関で実施する予定。IPASSの主要エンドポイントは無増悪生存期間で、副次的エンドポイントは全生存期間、抗腫瘍効果、有害事象、重篤な有害事象、QOLとしている。



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