旭化成ファーマは25日、骨粗鬆症治療薬「テリボン皮下注用56・5μg」(一般名:テリパラチド酢酸塩)を新発売した。
テリボンは、旭化成ファーマが創製したヒト副甲状腺ホルモン(PTH)製剤。
骨の質を改善しながら骨量を増やすことにより、骨強度を向上させる骨形成促進作用を発揮する。国内第III相試験では、週1回72週の皮下投与で、プラセボ群に比べて新規椎体骨折の発生リスクを78・6%減少させている。
用法・用量は、テリパラチド酢酸塩56・5μgを1週間に1回皮下注射する。投与は72週間まで。
薬価は、56・5μg1瓶1万2971円。