医薬品医療機器総合機構(PMDA)は20日、ファイザーの禁煙補助薬「チャンピックス」を服用後に意識障害が現れ、自動車事故を起こした事例が、7月の注意喚起後も報告されたことを受け、改めて注意喚起を行った。
厚労省は7月、チャンピックスを服用した後に意識障害が現れる可能性があるとして、危険を伴う機械の操作について、「操作する際には注意させる」としていた添付文書の記載を、「操作に従事させないよう注意する」と見直した。
しかし、その後もチャンピックス服薬中の患者による自動車事故の事例が報告されたため、「PMDAからの医薬品適正使用のお願い」で、医薬品適正使用に向け、改めて医療関係者に情報提供した。