ドラッグストア大手のココカラファインは、10月1日付でスズラン薬局(小樽市、近藤勲代表)の全株式を取得し、子会社化する。6月にグループ会社のセイジョーが、旭川市内の商業施設「フィール旭川」内に道内1号店となる店舗を開店しており、今後は買収したスズラン薬局を営業基盤として、北海道における事業展開を推進していく計画。
ココカラファインでは、グループ中期経営計画の「2016年3月期に売上高5000億円、経常利益200億円」を達成するため、既存エリアにおけるドミナント戦略の推進と、新規エリアへの積極的な出店を進めている。6月末時点のグループ店舗数は1097店舗。
子会社化するスズラン薬局は、小樽・札幌・函館を中心に、道内で23店舗のドラッグストア、調剤薬局を展開しており、10年6月期の売上高は51億9100万円。