会見する３氏（左から工藤、秋葉、石川氏）
日本薬剤師会副会長を務め、現在相談役の立場にある秋葉保次、石川達郎、工藤義房の３氏は、１日付で児玉孝日薬会長、七海朗副会長に対し、薬剤師会内外で飛び交っている“上申書”の真偽について、説明を求める公開質問状を送付した。2日、都内で記者会見を開き明らかにした。
上申書は平成15（２００３）年４月に、児玉・七海両氏が、それぞれ当時の中西敏夫日薬会長に宛てて、社会保険請求に関して迷惑をかけたと謝罪する内容になっている。
会見で秋葉氏は「上申書をめぐり、様々な尾ひれつきの噂が飛び交っている。放置すれば日薬そのものが傷ついてしまう。そこで一旦整理しようと考えた。単なる噂であり、根のないことだと思っているが、未だ、本人からこれを打ち消す声明、説明もないため、公開質問状の形になった」と経緯・主旨を説明した。
秋葉氏らは18日までの回答を求めているが、その間に上申書の提出先となっている中西元日薬会長に対しても、その真偽・経緯など確かめたい意向だ。
