ムンディファーマと久光製薬は、8月4日から経皮吸収型持続性疼痛治療剤「ノルスパンテープ5mg、10mg、20mg」(一般名:ブプレノルフィン)を新発売する。
ノルスパンは、ムンディファーマが承認を取得した第1号製品で、ブプレノルフィンを含有する経皮吸収型の持続性疼痛治療剤。非オピオイド鎮痛剤では十分な疼痛管理ができない変形性関節症、腰痛症に伴う慢性疼痛を、7日間の貼付でコントロールする。今後、久光が製造販売元のムンディから製品供給を受けて国内で発売する。海外では、英国、ドイツ、豪州など世界15カ国で販売されている。
用法・用量は、前胸部、上背部、上腕外部、側胸部に貼付し、7日ごとに貼り替えて使用する。初回貼付用量は5mgとし、その後の貼付用量は患者の症状に応じて適宜増減するが、20mgを超えないとしている。
薬価は、ノルスパンテープ5mg1枚1529・1円、10mg1枚2536・4円、20mg1枚3631・3円。