|
スズケンの代表取締役社長執行役員に太田裕史氏(取締役専務執行役員)が就任することが決まった。別所芳樹社長は代表取締役会長執行役員に、西浦忠男副社長は取締役相談役に就任する。就任予定日は4月1日。
同社では今回の異動について、昨年に広域卸初となる全国展開を達成したことを機に、経営トップの若返りを図り、激変する業界環境に迅速に対応し、医薬品卸売事業の一層の強化を目指すことが理由だとしている。社長に就任する太田氏は、「スズケン創業以来の『お得意さまに学ぶ』というDNAを引き継ぎ、医薬品卸売業としての一層の競争力をつけ、『健康創造』というドメインのもと、健康・医療の領域で新たな事業を創造し、社会にとってなくてはならない企業を目指していく」とコメントした。
太田氏は、1949年生まれの58歳。静岡県立島田商業高校を卒業後、スズケンに入社。91年から静岡、湘南、横浜の各営業部長を経て、00年取締役、01年営業本部副本部長兼営業推進部長、03年常務取締・役営業本部副本部長兼医薬品部長(現任)、04年取締役常務執行役員、05年取締役専務執行役員を歴任した、営業のプロフェッショナル。
4月1日付ではそのほか、常務執行役員大阪営業部長に沢田正寛氏、執行役員医薬品部長に大場博氏が就任する。