◆ 昨夏の猛暑による季節商品の伸びや、花粉飛散量の増加に伴う関連商品の拡大が、前期業績に寄与した大手ドラッグストア各社
◆しかし、個人消費の低迷、同業・他業態を含めた競合激化もあり、ドラッグストア業界の先行きは不透明だ
◆そうした中、最近は新業態の取り組みも進んできた。マツモトキヨシは今月、健康と美に特化した「H&Bプレイス」関西1号店をJR大阪駅前に開設した。厳選したオーガニック・ドクターズコスメ、サプリメントなどの商品を揃え、専任の化粧品アドバイザーや管理栄養士が“内外美容”を提案する。今後も女性ニーズに対応した店舗作りを強化する考えだ
◆CFSコーポレーションでは、タキヤ、ミニストップと合弁で、新業態店舗の開発を進めている。ドラッグとコンビニの専門性と利便性を兼ね備えた店舗「れこっず」は、小平市に6店舗目がオープンした。「地域のヘルスケア拠点と共に、生活支援ステーションを目指す」試みは、ドラッグ業界の一つの方向性を示しているといえそうだ。
ドラッグ業界の方向性は
2011年05月23日 (月)
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