薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は16日、一般用医薬品のリスク分類を了承した。第1類は、新たにケトプロフェンが加わり23成分となった。年度内に厚生労働大臣告示し、4月1日から施行する。
一般用医薬品のリスク分類は、昨年11月の同部会で分類案が了承後、1月12日までパブリックコメントが募集されていた。
今回了承されたリスク分類では、パブリックコメント等を踏まえ、第1類に新たに、外用(貼付)の鎮痛・鎮痒・収れん・消炎薬「ケトプロフェン」を加えた。これは、貼付では光過敏症などで問題があるための措置。第1類はこれで23成分となった。
第2類のアスタリスク付は、ビタミンA油と酢酸ヒドロコルチゾンで薬効群の追加があったが、57成分は変わりない。