武田薬品が販売していた消炎酵素製剤「ダーゼン」(一般名:セラペプターゼ)の市場からの自主回収発表を受け、同成分の製剤を製造販売するジェネリック薬メーカー各社は22日、製造販売の中止や市場にある全ロットを自主回収することを発表した。
セラペプターゼについては、先発メーカーの武田薬品が、厚生労働省から指示のあった有効性を検証する再試験を断念。21日から自主回収が行われている。
22日に自主回収を発表した各社の製品名は次の通り。
▽日医工(製造:日医工ファーマ)=イルザイム錠5mg、同10mg▽沢井製薬=ニコラーゼ錠5mg、同10mg(旧販売名:ニコラーゼ、同錠10)▽大洋薬品工業=オムゼン錠、セラペプターゼ錠5mg「タイヨー」、同10mg「タイヨー」▽東和薬品=バザロイン錠5mg、同10mg(旧販売名:バザロイン錠、バザロイン10)▽共和薬品工業=ケジフェン5mg(旧販売名:ケジフェン錠)▽田辺三菱製薬(製造:長生堂製薬)=「セラペプターゼ錠10mg「タナベ」(旧販売名:セフラターゼ錠10)▽ニプロファーマ= ヒシターゼ錠10mg▽ニプロジェネファ=シマターゼ錠5mg(ニプロファーマも販売)