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厚生労働相の主催により、省庁横断的な産官学の対話を行う「革新的創薬のための官民対話」の初会合が昨日31日、都内で開催され日薬連会長、製薬協会長・副会長、行政から文科、厚労、経産各省の大臣が出席した。製薬業界と関係3省庁のトップが一堂に会し、意見交換するのは今回が初めて。
会合では、臨床研究の重要性が再確認された。また業界側は、官民対話を対話だけで終わらせるのではなく、重要な課題についてはワーキンググループを設け、集中的な議論を行うよう要望した。
会合の最後に挨拶した柳澤伯夫厚労相は「大変いい雰囲気だった。医薬品分野はイノベーション創出政策の中で優先度が高く、課題に率先して取り組んでいきたい」となどと述べた。
次回会合は未定だが、武田俊彦医政局経済課長は今後も継続的に開催していきたいと語っており、今後の進め方等を含め、関係省庁と調整していく。
- 【製薬協】内閣府に「対話の場」の設置を提案へ‐経済成長戦略の実現迫る
2006年07月19日