調剤薬局大手のアインファーマシーズは、新潟県内で「にいがた調剤薬局」を18店舗展開するダイチク(新潟市、社長小林清氏)の子会社化を発表した。今月中に発行済みの全株式を取得する。ダイチクは主に官公立系の医療機関を対象とした大型門前薬局を展開し、2006年6月期の売上高は約83億円。
アインファーマシーズでは「ダイチクは、1店舗当たりの規模や収益率は当社より優れ、出店予定先を多数有する新潟県ではトップシェア。また特徴とする人材育成体制の充実、システム導入等による安全性への取り組みなど、出店戦略等と共通する部分が多々ある」として、今後営業基盤の低い新潟県下での事業展開を推進する。