久光製薬と協和発酵キリンは、経皮吸収型持続性癌性疼痛治療薬「フェントステープ1mg、同2mg、同4mg、同6mg、同8mg」(一般名:フェンタニルクエン酸塩)を、24日から新発売する。両社は1ブランド2チャネル方式でフェントステープの共同販売を行う。
フェントステープは、久光製薬のTDDS技術を用いた1日1回貼付の癌疼痛治療剤。24時間ごとの痛みの評価、副作用の有無を確認し、決まった時刻に投与するオピオイド鎮痛薬の基本原則を遵守できるようにした。非オピオイド鎮痛剤や弱オピオイド鎮痛剤で、治療困難な中等度から高度の癌性疼痛に対し、安定した鎮痛効果を示す。薬価は、1mg1枚570・60円、2mg1枚1063・60円、4mg1枚1982・40円、6mg1枚2853・00円、8mg1枚3695・10円。