日本ジェネリック医薬品販社協会は、都内で定時総会を開き、一般社団法人化と「ジェネリック専門MS認定資格制度」の設立を了承した。7月24日に実施するMS認定資格制度の第1回認定試験は、非会員を含めた635人が受験することになった。
MS認定資格制度は、複数社のジェネリック医薬品(GE薬)を扱う販社MSの質の向上を図り、適切な情報提供を支援するのが狙い。所属会社に2年以上勤務、販社協発行の研修資料「基礎薬学講座」を学習、メーカーMRによる商品説明50時間受けていることを条件に、各社から推薦を受け付けた結果、非会員を含め72社(会員51社、非会員21社)から635人(会員543人、非会員92人)のMSが受験することになった。
第1回認定試験は、7月24日に福岡、札幌、仙台、東京、名古屋、松山の全国6会場で実施し、今後3年間で2000人の認定資格者を目指す方針だ。
また販社協は、今回のMS認定資格制度の設立に当たって、社会的信用の向上を目的に、一般社団法人化を決定。今月から一般社団法人としての活動を新たにし、MS認定資格制度の社会的認知を高めたい考え。