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【鳥居薬品が中計】12年度に売上高500億円目指す‐成長ドライバーにHIV、腎・透析領域

2010年04月30日 (金)

 鳥居薬品は、2010年度を起点とする3カ年の中期経営計画「PLAN鳥居2012」を策定した。HIV、腎・透析領域の伸長によって、中計最終年度となる12年度には、売上高500億円、営業利益60億円、純利益35億円の達成を目指す。

 中計では、抗HIV薬「ツルバダ配合錠」を中心としたHIV領域、昨年上市した血液透析患者の経口そう痒症改善剤「レミッチカプセル」を中心とした腎・透析領域を、事業成長の牽引役として育成する方針を打ち出した。12年度の領域別売上目標は、HIV領域で130億円、腎・透析領域で120億円、皮膚疾患領域で110億円。全体売上高で過去最高となる500億円の達成を目指す。

 また、既存品の拡販のみならず、HIV、腎・透析など主力領域をターゲットに、将来的に売上高100億円以上が見込める新規販売品・開発品の獲得に向けた取り組みも進める計画だ。

 さらに、アレルゲン領域の研究開発を推進する。現在、スギ花粉エキスの舌下投与による減感作治療薬の国内第III相試験開始に向けた準備を進めている。今年3月には、理化学研究所とスギ花粉症ワクチンの共同研究も開始しており、アレルゲン領域を中心として、今中計3年間で110億円の研究開発費投入を見込んでいる。

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