ロート製薬は、医療用で抗炎症剤として用いられる成分プラノプロフェンを配合したスイッチOTC目薬『ロートクリア』を、18日から全国の薬局・薬店で新発売した。同品は、長時間のパソコン使用や、コンタクトレンズ装用といった目を酷使することで起きる炎症による異物感に優れた効果を発揮する。機能特化型目薬「解眼新書」シリーズの第7弾の新アイテムとなる。
ドライアイ(目の乾き)、コンタクトレンズ装用、目の酷使、花粉やほこりなどによる外的刺激等の目に対する強い負荷が続くと、知らず知らずのうちに細胞がダメージを受ける。同社が実施したアンケート調査によれば、ドライアイの人の68%、コンタクトレンズユーザーの52・7%が目の異物感(コロコロ・チクチク)を感じているという。
プラノプロフェンは、1988年から医療現場で用いられてきた成分で、プロスタグランジンの合成を阻害することで、抗炎症効果を発揮する。医療用では結膜炎、角膜炎、術後の炎症などに用いられ、その有効性、安全性が評価され、一般用点眼薬のスイッチ成分として新しく認められた。
容量は13mL入り、メーカー希望小売価格1260円(本体価格1200円)