「デンターシステマハグキプラスデンタルリンス」
ライオンは、歯周病予防ブランドの「デンターシステマ」の新製品として、薬用成分の歯ぐきへの滞留性と実感を高めた、乳白タイプのデンタルリンス「デンターシステマハグキプラスデンタルリンス」(液体歯磨、医薬部外品)を発売した。
同社が昨年実施した調査では、「歯ぐきの腫れ・出血など歯ぐきの状態が気になり出した」人は、洗口剤を使用する率は高い(63%)ものの、効果や実感に不満を持っており、現在使っている洗口剤に対する満足度が36%と低いことが分かった。
そこで、新製品では、歯ぐきケアを重視する人に向け、三つの薬用成分を配合し、歯周病と口臭を予防すると共に、薬用成分が歯ぐきにしっかりとどまって作用する“滞留実感”にも配慮した。
IPMP(イソプロピルメチルフェノール)が、歯周ポケットの奥に潜む歯周病菌や口臭原因菌の巣の内部まで浸透・殺菌し、LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)が口臭原因菌を殺菌する。さらに、ビタミンE(酢酸トコフェロール)が歯ぐきに浸透し、血行を促進して歯肉を活性化する。
エマルジョン成分(乳化剤)の配合で、高い滞留性も実現した。薬用成分が口中にとどまる感じが実感できる乳白タイプの処方で、薬用成分が歯周ポケットにしっかりとどまって、効果的に作用する。歯ぐきにもやさしい低刺激のノンアルコールタイプで、メディカルクールミントのスッキリとした清涼感が持続する。450mLと900mLの2タイプあり、いずれもオープン価格。