大正製薬は、カルニチン塩化物を300mg配合したドリンク剤「リポビタンFB」(指定医薬部外品)を19日から新発売する。初年度目標額(発売日より1年間の出荷額)は8億円。
カルニチンは、脂肪酸を代謝しエネルギーに変える際に必要な栄養素。リポビタンFBに配合されているカルニチン塩化物は、L‐カルニチンを含んでおり、脂肪酸の代謝に関与する。脂肪酸は細胞内のL‐カルニチンと結合した後、ミトコンドリアに入って代謝され、エネルギーに変換される。
リポビタンFBには、カルニチンに加え、ビタミンB2イノシトールといった脂肪などの代謝に関与する成分のほか、タウリンやニコチン酸アミドなど全8種類の有効成分が配合されている。疲れた体にエネルギーを生み出し、肉体疲労時の栄養補給に優れた効果を発揮する。
パッケージデザインは、赤を基調に燃え上がるイメージを、風味は服用しやすい爽やかなシトラス味となっている。
税込み希望小売価格は、1本(100mL)199円。