◆「20代喫煙者の約7割がニコチン依存症」「20代喫煙者の約半数が高校卒業までに喫煙を開始」などの結果が、ファイザーが20代男女1000人を対象に実施した実態調査で明らかになった
◆さらに、20代喫煙者の2人に1人が吸い始めたことを後悔し、約7割が過去に禁煙に失敗、そのうち6割はまた挑戦したいと考えていたことも分かった。一方、ニコチン依存症の場合は約7割が「すぐに禁煙できない」と回答。なかなか禁煙できない現状も示された
◆このような、なかなか禁煙できない人のニーズに応えるべく導入されたのが、禁煙治療の保険適用だと思う。しかし、保険適用の条件の一つにブリンクマン指数(1日の本数×喫煙年数)が200以上という基準が設けられているため、多くの若年者が保険適用対象外になってしまう問題点が指摘されている
◆父親や母親になる世代である20代男女の喫煙が、妊娠や乳幼児に与える影響は深刻であり、若年者の喫煙率を下げることは重大な課題となっている。禁煙治療を希望する若年者が保険適用を受けられるように、制度を柔軟に見直す必要があるのではないか。
20代喫煙者
2010年02月17日 (水)
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