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【3カ月間のエイズ動向】新規HIV感染・患者、歯止めかからず

2009年09月28日 (月)

 厚生労働省のエイズ動向委員会は24日、3月30日から6月28日までの約3カ月間に、医療機関などから報告された、新規HIV感染者と新規エイズ患者の数を公表した。新たなHIV感染者は266人で過去7位、エイズ患者は116人で過去4位だった。

 性別でみると、感染者は男性248人、女性18人。患者は、男性112人、女性4人となっており、男性が大半を占める結果となった。

 感染経路は、感染者の場合、同性間性的接触によるものが172人、異性間性的接触が61人だった。一方、患者は、同性間性的接触が59人、異性間性的接触が32人となっている。

 年齢別では、感染者は20代が78人、30代が105人と多く、患者も30代が39人と最も多い。

 委員会では、HIV感染の早期発見が、早期治療、感染の拡大防止につながるとして、HIV抗体検査や相談の機会を積極的に利用するよう呼びかけている。

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