国内CRO大手のイーピーエスは15日、韓国への進出を発表した。韓国のCROであるADM社に35%出資し、グループ化する。韓国は、国際共同治験が盛んで、欧米企業からも注目されている地域。中国、シンガポールに続き韓国への拠点整備により、アジアを軸とした国際共同治験の受託の強化を図る。
アジアでは各地域の薬事申請のための臨床試験に加え、近年は日本国内の申請に向けたアジアでの共同治験への関心が高まってきている。その中で同社は、営業体制、社内組織などをアジアでの共同治験支援サービスの本格化に備え強化してきている。
今回もその一環で、欧米企業の国際共同治験、韓国での新薬承認実績のあるADM社に資本参加し、韓国でのサービスを開始することになった。出資は12月に予定している。