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【味の素】P&Gから骨粗鬆症治療剤「リセドロネート」の国内特許取得

2009年08月03日 (月)

 味の素は、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)から、骨粗鬆症治療剤「リセドロネート」(一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)の国内における特許、商標等を2億1000万ドル(約210億円)で取得した。

 これまで、味の素はP&Gとライセンス契約を結んでリセドロネートを製造していたが、特許・商標等を取得したことで、今後は自社製品として、改良型製品の開発など、ライフサイクルマネジメントを図っていく方針。味の素では、骨粗鬆症など代謝性疾患領域を重点領域と位置づけており、国内での「リセドロネート事業」の買収はそれを強化するもの。ロイヤリティ支払額が減少することから、将来の利益拡大も見込まれている。

 リセドロネートは、P&Gが開発したビスフォスフォネート系製剤。これまで国内では、武田薬品と味の素が共同開発し、味の素が販売権をエーザイに供与していた。現在、エーザイが「アクトネル」、武田薬品が「ベネット」の製品名で販売し、08年度の売上は両剤で合わせて約300億円。今後も、味の素のライセンス下で従来と同様に提供される。

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