TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【バイエル/シエーリング】統合で新会社の商業登記を申請

2006年10月25日 (水)
バイエル薬品・栄木社長

バイエル薬品・栄木社長

 バイエル薬品の栄木憲和社長は24日の記者懇談会で、バイエルとシエーリングの統合について進捗状況を解説した。現在は、新会社の商業登記をドイツで申請している段階で、それが完了して初めて会社として認可されるとし、その時期は未定とした。日本法人同士の統合については、新会社の認可から1年以内に実現するのではないかと見通しを語った。

 バイエルは9月8日までにシエーリングの株式の95%を取得。9月13日のシエーリングの臨時株主総会で統合が正式に承認され、新会社の名称も「バイエル・シエーリング・ファーマ社」に決まった。

 既に両社の日本法人は、秘密保持契約を結んだ上で経営幹部や事業部長、部門長、マネージャーらが月に数回のミーティングで交流し、新しい組織の構想について話し合っている。新会社の商業登記が認可されれば、日本を含めた各現地法人同士の統合も1年以内に進められるという。

 栄木社長はこのほか、模造薬対策の委員会をドイツだけでなく世界規模でスタートさせたと話した。模造薬の対象として狙われやすい勃起不全治療薬「レビトラ」には発売当初から、マイクロプリンティング、ホログラム、ブラックライトの照射に対応する印刷などの対策が外箱やPTPシートに施されている。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術