厚生労働省は国内未承認であったり、適応外となっている医療機器や体外診断用医薬品のうち国内で医療ニーズの高いものについて、医療現場への迅速な導入を図るため、「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」を設置することを決めた。初会合は26日午後2時から、東京千代田区の九段会館で開催される。
この検討会では、具体的に未承認医療機器等の早期導入を図るため、▽学会等の要望把握▽欧米諸国の承認状況を含む臨床上の必要な評価▽早期導入のための方策――などの検討を進める方針だ。
委員は次の各氏。
飯沼雅朗(日本医師会常任理事)、梅田典嗣(医薬品医療機器総合機構顧問)、笠貫宏(東京女子医科大学教授)、加納隆(埼玉医科大学保健医療学部教授)、北村惣一郎(国立循環器病センター総長)、釘宮豊城(順天堂大学医学部教授)、佐藤敏彦(北里大学医学部助教授)、四宮謙一(東京医科歯科大学医歯学総合研究科教授)、田野保雄(大阪大学医学部教授)、千葉敏雄(国立成育医療センター特殊診療部長)、土屋文人(東京医科歯科大学歯学部病院薬剤部長)、中谷武嗣(国立循環器病センター部長)、平岡真寛(京都大学医学部教授)、吉田茂昭(国立がんセンター東病院長)、吉田純(名古屋大学医学部教授)、渡辺清明(国際医療福祉大学教授)