【万有―フォサマック、帝人―ボナロン】
ボナロン錠35mg |
週1回投与の骨粗鬆症治療薬が15日、万有製薬と帝人から発売された。これまで1日1回投与製剤だったが、両社は新製剤によって患者のコンプライアンスの向上を期待する。
発売されたのは、アレンドロ酸ナトリウム水和物を成分とするもので、商品名は万有は「フォサマック錠35mg」、帝人は「ボナロン錠35mg」。臨床試験では骨折の発生頻度の減少、大腿骨の骨密度増加などの効果を確認した。薬価は847・80円。
両社でピーク時(6年目)売上高393億円と予想している。万有単体の売り上げ見込みは明らかにしていないが、帝人は初年度30億円以上(薬価ベース)、ピーク時に200億円以上の売り上げを見込んでいる。