WHO(世界保健機関)事務局長の立候補者が5日に締め切られた。立候補したのは、日本政府が擁立を決めている尾身茂WHO西太平洋地域事務局長をはじめ13人。次期事務局長の決定は、11月608日の執行理事会で指名が行われ、9日に開かれる世界保健総会で任命される予定である。
立候補者は次の各氏。
▽尾身茂(WHO西太平洋地域事務局長=日本)▽マーガレット・チャン(WHO事務局長補・感染症担当=中国)▽フリオ・フレンク(メキシコ保健大臣)▽トムリス・トゥルメン(WHO部長・母子保健担当=トルコ)▽ペッカ・プスカ(フィンランド国立公衆衛生院長)▽デビッド・グナルソン(アイスランド保健社会保障省次官)▽カーゼム・ベハベハーニ(元WHO事務局長補=クウェート)▽パコール・モクンビ(モザンビーク元首相)▽アルフレド・パラシオ(エクアドル大統領)▽エレナ・サルガード(スペイン保健大臣)▽ベルナール・クシュネル(元コソボ事務総長特別代表=フランス)▽ネイ・トゥン(元UNDP総裁補=ミャンマー)▽カラム・カラム(元レバノン保健大臣=シリア)